貧血で甘いものが食べたくなる?食べたい欲求は生理が関係してる?

女性特有の悩みの一つ、貧血。
貧血というと鉄が不足して起こる場合がほとんどです。

 

毎月の生理で多くの血液が失われてしまう女性ならではの悩みですよね。
貧血になる前は、なんとなくいつもと様子が違っていたり、めまいが多かったりと、身体のあちこちに影響がでてきて気が付いたりすることが多いかもしれません。

 

更に、貧血は身体の不調だけでなく食べ物の嗜好まで変化してしまうことがあります。
貧血と甘いものが欲しくなる嗜好って、何か関連があるのでしょうか?

 

今回は、貧血と甘いものの関わりをみていきましょう。

 

目次
  1. 貧血の時に甘いものが食べたくなる!その原因とは
  2. 生理前の食べたい欲求の訳
  3. 甘いものは貧血に悪い影響を与える!
  4. 貧血を放置すると?甘いものを食べ続けたら?その症状5選
  5. 甘いものの長期摂取でかかる3つの疾患
  6. 貧血を改善・予防するのは?食べ物やサプリ!
  7. さいごに

貧血の時に甘いものが食べたくなる!その原因とは


甘いものを我慢する女性

 

「生理前や貧血の時って甘いものが欲しくなって止まらない」

 

毎回悩んでいるのに、食べ続けてしまう方はありませんか?
甘いものを食べると空腹感は満たされるけど、一度食べるとまた甘いものが欲しくなるという無限のループに陥ることも。

 

これでは生理前に毎回太る悩みを抱え続けることになります。

 

貧血や生理前に甘いものが欲しくなる原因は何なのでしょう?
2つのパターンがあります。

 

貧血が原因で甘いものが欲しくなってしまう人

鉄分は身体の血液を作る上で大事なもので、不足すると身体に色々な支障がでてしまいます。
主な支障として貧血ですよね。
貧血のときに、フラフラしたり身体が怠く感じるのは鉄不足が原因ということです。

 

  1. 生理や貧血の時に、血液が足りないと身体が認識
  2. 身体は鉄分を要求
  3. その時に鉄が身体に補給できない

 

結果、身体がエネルギー不足になります。

 

それでは、不足した状態になるとどうなるか?
手っ取り早くエネルギーを蓄えようとします。

 

「大事な栄養素がない!」と身体が焦ってしまい、甘いもの食べてエネルギーを補給しようと本能的にしてしまうのです。
そうなることで、代謝も悪くなりますし、太りやすい身体にもなってしまうのです。

 

元々甘いものが好きで貧血になってしまう人

糖分はヒトの脳にドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンと言った神経物質を刺激して分泌を促進する効果があります。
甘いものは、ヒトの脳に幸福感を与えるので悪く言えば癖になってしまうようなものです。

 

イライラしている時に、チョコレートを食べると解消される気がしませんか?
(私はよく、イライラしている時や頭が冴えない時などについ食べてしまいます・・・。)

 

それは低血糖が満たされて、脳にセロトニンなどの神経物質が刺激されいる状態なのです。
つまり幸福感を感じさせられているのです!

 

甘いものを食べると幸せな気持ちになりますが、それは錯覚を起こしているといっても過言ではないということです。
このループにハマってしまい、他の栄養分を取らずに甘いもので空腹を満たしていると、栄養は偏ってしまいます。
それが結果的に貧血になってしまうことも多いのです。

 

2つのパターンをみると、共通しているのは「栄養不足」が原因になっていることが分かります。

 

生理前の食べたい欲求の訳


生理でイライラする女性
では、貧血が原因で甘いものが欲しくなってしまう人のパターンをみていきましょう。

 

このパターンとして、「生理」が関係していることが多いです。

 

貧血だけでなく、生理前になると無性に食欲が出てきていつもの思考と異なる時がありますよね。
普段ならこんなに甘いものを欲しがらないのに、やたら欲しくなったりして…。
生理前にこういった食の偏りがみられるのは、誰にでもあることなのです。

 

月経前症候群(PMS)

生理前にイライラしたり頭痛がおきたりと、さまざまな症状がでる症状を月経前症候群といいます。

 

この月経前症候群(PMS)は、生理の一週間くらい前からおこります。
この時期にセロトニンという物質が低下してしまうので、ちょっと落ち込むといったメンタルの弱さがみられるのです。

 

甘いものを食べるとセロトニンは上昇して幸せな気持ちになるために、自然と身体が甘いものを欲するようになります。
つまり生理前に甘いものが欲しくなるのは、ホルモンバランスが崩れているからなのです。

 

エストロゲンとプロゲステロンの関係

女性はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類のホルモンを調節して生理から排卵までを担っています。
このホルモンは常に一定の量が分泌されているわけではなくて、生理の周期によって上がったり下がったりするものです。

 

ホルモンの変動で女性は一月に性格が4回も変わるといわれる程なのです。

 

インスリンの効果が下がる

インスリンはヒトの膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げてくれる作用があります。
エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)のホルモンの影響で、効果のアップダウンがあります。

 

  1. 排卵日の後にプロゲステロンの分泌量が上がる
  2. インスリンは下がる
  3. 血糖値が上がってしまう
  4. 血糖値上昇を防ぐために、インスリンは更に多く分泌
  5. 血糖値が下がりすぎてしまう

 

血糖値が下がりすぎてしまったため、その状態を解消するために身体はどうするか。

 

甘いものを摂取して補給するのです。

 

こうしたサイクルで、甘いものを欲するようになるのですね。

 

甘いものが貧血に悪い影響を与える!

 

それでは、甘いものをよく食べることが原因で貧血になってしまうパターンの人はどうなのでしょう。

 

糖分を摂取すると、ビタミンを失う

糖分はビタミンB1を使って分解・代謝を促します。
そのため、糖分を摂取すれば摂取するほど、ビタミンを使ってしまうことになります。

 

これが貧血にどう影響するかというと、ビタミンB1以外にもビタミンはたくさんありますよね。
ビタミンB群というのはお互いを補って助け合いながら効果を発揮する栄養素なのです。
そのため、何かが欠乏すると身体がしっかりと機能できなくなる可能性があるのです。

 

貧血にいい、造血作用などの作用があるビタミンB6ビタミンB12も、他のビタミンがないと活躍できないのです。

 

それに加えてこのビタミンB1は身体のエネルギーを生成するので、不足するとエネルギー不足になってしまいます。
エネルギー不足になれば先程お伝えしたとおり、甘いものを求めるようになるんですね。

 

甘いものは栄養の偏りや欠乏の原因に

この通り、甘いものは貧血に悪い影響を与えます。

 

甘いものを食べたからといって、貧血が治るわけでは無いのは分かっていただけたと思います。
単に精神的に落ち着いた気分になるだけで、実際には必要な栄養素を消費していることを頭にいれましょう。

 

甘いものはカロリーも多いし、栄養的にも糖分がほとんどでかたより過ぎていて食事として食べるには、好ましいものではありませんよね。
甘いものでお腹を膨らませている方は、特に注意しないと体調も崩してしまいます。

 

貧血を放置すると?甘いものを食べ続けたら?その症状5選


イライラする女性
生理前や貧血だからと言って、甘いものを食べ続ける生活を送っているとどんなデメリットがあるかご存知でしょうか?

 

1,イライラがひどくなる

甘いものを食べるとその時はリラックスできるのですが、血糖値を急激にあげて、その後は一定の血糖値になればよいのですが、今度は急激に下がってしまうのです。
この急なアップダウンで、インスリンの分泌の調整が難しくなってしまい、益々甘いもので紛らわしてしまうという悪循環になってしまいます。

 

2,栄養バランスが悪くなり貧血がひどくなる

甘いものを食べると、それだけで満足感があり、食事がおろそかになってしまう方が多いです。
貧血の症状としては、フラフラする、めまい、立ちくらみなどがあり、これらの症状が悪化する可能性があります。
鉄分を補給するにはほうれんそうなどの鉄分の多い野菜や、海藻、豆類などを食べることが大切です。

 

3,血糖値の変化が激しくなる

甘いものを頻繁に食べていると、そのたびに血糖値の変動が激しくなります。
この変動が大きいと、太りやすくなったりと弊害は多いものです。
血糖値の変動がはげしくなると糖尿病などの疾患にかかる可能性が上がりますから、食べ方には注意が必要です。

 

4,冷え症になりやすくなる

冷え症になりやすいと言われているのは、精製した白砂糖をたくさん摂取した場合です。
白砂糖は甘味をダイレクトに身体に伝えやすく、血糖値が急降下してしまいうことで冷え症を引き起こしてしまうのです。

 

5,心身が疲れ切ってしまう

先程もお伝えしましたが、糖分を摂りすぎると体内のビタミンBをたくさん消費します。
すると身体の怠さや、疲労を感じやすくなったりすのです。
ビタミンB1が欠乏すると、夏バテのような症状がでます。

 

甘いものの長期摂取でかかる3つの疾患


糖分を摂取しすぎて太った女性
もし甘いものを長期取り続けてしまった場合は、どんな疾患にかかってしまうのでしょうか。

 

1,肥満

当然ながら糖質を取り続けていると、総カロリー摂取量が多くなので肥満になっていきます。
本来食事で摂らなければいけない栄養素も、甘いものでお腹を満たしてしまうと、鉄分を補うような食事がお腹に入らなくなります。
大事な鉄分は甘いものからほとんど摂ることができません。
甘いもので空腹を満たすよりもバランスのとれた食事が摂れるようにしましょう!

 

2,糖尿病

遺伝的に糖尿病なりやすい家系の方は、糖分を長期摂取していると、糖尿病にかかる可能性が高くなるといわれています。
インスリンの分泌の調整がうまくいかなくなるもので、すぐに糖尿病にならなくても予備群として空腹時血糖値が高めにでてしまうことがあります。
この時に食事療法でしっかり治してしまうのが重要です。

 

3,うつ病

甘いものを食べ続けていると、精神的に落ち込みがひどくなることが多くなります。
イライラしたり、不満が溜まって人にぶつけたりなど、自分では抑えているつもりなのに、急激に下がった低血糖のために感情のコントロールが難しくなります。
このイライラを解消するために、甘いものにまた手を伸ばしてしまうという負のループですね。

 

情緒が不安定になり、他の環境因子と絡まると、うつ病になるきっかけにもなります。
うつ病になっている人も、甘いものは禁止して過ごさなくては、いつまでたっても快方に向かえなくなります。

 

貧血を改善・予防するのは?食べ物やサプリ!


食器
では基本的な疾患である貧血を予防するにはどんな食べものが良いのでしょう。基本を抑えて食べれば、必ず鉄の値は上がっていきます。

 

基本は簡単!

 

1,鉄分が多くタンパク質、ビタミンB12、B6、Cや葉酸を含む食材を多く摂取

 

これらのビタミンを豊富に含む食材
肉類
レバー、豚肉

 

魚介類
イワシ、カツオ、マグロ、、あなご、サケ、赤貝、牡蠣

 

野菜
菜の花、きゃべつ、さつまいも、ほうれんそう、ブロッコリー、小松菜

 

フルーツ
いちご、柿、みかん、バナナ

 

その他
ひじき、たまご、大豆など

 

こちらに出ている食材をまんべんなく摂取するといいでしょう。

 

2,鉄剤やサプリメントで補う

鉄剤は市販でも病院でも購入することができますよね。
サプリメントも気軽に購入できるので、鉄不足だと思われる場合はこれを使われると良いでしょう。

 

注意したいのが、鉄剤の副作用で胃痛や吐き気が起こる人がいます。

 

便も黒くなり便秘になる人もいますので、まずはサプリメントで補うとよいかと思います。
更に、サプリメントを選ぶ際にヘム鉄を選ぶようにすると副作用もなく、吸収も高いです。

 

実際に私が試して比較したヘム鉄のサプリメントのランキングもあります。
サプリメントで解消しようと考えている方はぜひ見てみて下さい!
>簡単にヘム鉄がとれるサプリメントランキングTOP6

 

さいごに


今まで「甘いものがどうしても欲しくなってしまう…」と思っていた方は、ちょっと気持ちに変化が現れたでしょうか?

 

甘いものを食べるから、貧血になってしまうんです。
逆に、貧血だから甘い物が欲しくなってしまうんですね。

 

それなら、貧血をまずは解消しなければなりません!
鉄分の多い食品や、鉄分を含むサプリメントなどで補給していきましょう。

 

更も、甘いもの誘惑はたまらないかもしれませんが、急激に血糖値が上がることがないようにしなくてはなりません。
「お腹に溜まらない野菜や甘さの少ない果物を食べてから他のものを食べる」など食べ方に工夫しながら我慢するのが大切ですね
甘い物の誘惑を断ち切ってがんばりましょう!