貧血と低体温の関係性|改善できる?〜吐き気・頭痛などの症状〜

貧血と低体温について説明する女性

貧血は、低体温に深く関わっていることはご存知でしょうか?
体温が低い人は、貧血が原因かもしれませんよ。

 

今回は、体温が平均より低い低体温についてご説明し、貧血との関連性をご紹介していきます。
いつも平熱が35度台だという方、身体の冷えを感じる方はしっかりみていきましょう。

 

目次
  1. 低体温って?どんな症状がある?
  2. 貧血とは?吐き気や頭痛の原因にも
  3. 貧血と低体温の関係性とは
  4. 貧血と低体温を改善するための方法5選
  5. さいごに

低体温って?どんな症状がある?


低体温の人
普段から熱を測っている人はおられますか?そして自分の平熱は何度かご存知でしょうか?
人間の身体は、この熱がどの程度あるかで身体の活動が異なっていきます。

 

健康的な人なら、その体温はだいたい36.4℃前後を保っているのが正常でしょう。
ところが朝体温を測ってみても、毎日35℃台しかでないという、普段から体温が低めに出てしまう方いますよね。
こういった状態を低体温と呼んでいます。

 

しかし、低体温は、身体にトラブルを起こしている実感がありません。
「体温は低いんだけど、別に問題ないかな」と見過ごしてしまうことがあるのです。
更に、最近では子供の時から、平熱が低いという話題が多く取りあげられています。

 

普段から熱が低めにでてしまうという方は、一度真剣にどうしてそうなるのか考えてみた方がいいでしょう。

 

低体温のおおまかな定義はあるの?

 

低体温には2つあり、身体の元々の温度と、環境で変化した温度があります。
普段から私たちが使う低体温と言う言葉は、そこまで厳密に定義されているものではありません。
一般的な解釈でいうと、35℃台の体温になった状態といわれています。

 

もう一つの低体温とは、寒い場所にとどまることで発症する「偶発性低体温症」というものがあります。
こちらは貧血と関係なく環境で発症するものです。

 

偶発性低体温症とは

低体温という言葉は、医学の分野では「偶発性低体温症」と呼ばれます。
その定義によると、身体の深い部分の体温が35℃以下に低下した状態を表します。
深い部分というのは、直腸、食道、肺動脈、膀胱などの身体の中心部です。

 

低体温の症状や原因は?

だいたい健康の人は平熱が36〜37℃ですが、低体温になると35℃前後になります。
それ以外は特になにも症状を感じない場合が多いので、基礎体温を測定したことが無い人は、おそらく全く症状に気が付くことはないでしょうね。
予防接種などで体温を測る時がありますが、ああいった機会がなければ、なかなか低体温に気付けないものです。

 

低体温は字のごとく体温が低下します。
そして、血液循環が非常に悪くなるのです。
全身の末梢まで血液が効率よく運ばれなくなるため、栄養も隅々まで届けることができなくなり様々な症状がでてしまいます。
その症状は次のようなものです。

 

症状
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 冷え症
  • むくみやすい
  • 胃や腸の調子が悪い
  • 風邪や感染症にかかりやすくなった
  • 太りやすい
  • 記憶力が低下した
原因
  • 生活習慣
  • 自律神経の乱れ
  • 運動不足
  • 栄養不足

 

代謝や免疫が低下するため、体調を崩しやすくなるんですね。

 

事故などによる突発的な体温の低下や、手術により体温が下がってしまうこともありますが、普段私たちが使う低体温とは意味合いがちょっと違ってきます。
私たちが普段使う低体温の原因になるものの多くは、明らかに病気でない限り生活習慣によるものがとても多いのです。

 

貧血とは?吐き気や頭痛の原因にも


貧血で吐き気がでる女性
貧血は鉄分が不足してる疾患で、「鉄欠乏性貧血」と呼ばれます。
貧血のほとんどがこの鉄欠乏性貧血です。

 

鉄は血液中のヘモグロビンを構成しているとても重要な物質です。
このヘモグロビンがあることで、酸素を全身に効率よく運んでくれる役割をしているのです。

 

その為、鉄が不足すると全身に酸素が行き渡らなくなってしまい、身体全体が酸素不足になってしまいます。
かといって、鉄だけ摂っていればいいかというと、そいういう訳ではありません。
身体に必要な栄養素が揃ってこそ、貧血は解消されるということです。

 

貧血の症状・原因は?

貧血の症状は以下のようなものがあります。

症状
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 息切れ
  • 動悸
  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 全身の倦怠感
  • 疲れやすい
  • 肌がカサカサする
  • 抜け毛
原因
  • 生活習慣
  • 栄養不足

 

自身の生活などで様々な身体の症状が見られます。
身体の不調から、美容面での問題もでてきてしまうので、女性は特に避けたいですよね。

 

貧血と低体温の関係性とは


ここから本題に入ります。
低体温になっている人にとても多いのが、貧血です。
逆を言うと、貧血の人は低体温のことが多いです。

 

では、この貧血と低体温は一体どんな関連があるのか分かりますか?

 

低体温になる理由と、貧血になる理由が合致している部分、「栄養不足」と「生活習慣」です。

 

栄養不足

主に原因となるのは栄養不足です。
貧血になると、酸素や栄養素をとどけるヘモグロビンが減るため、熱を発生することができなくなるのです。
結果、身体は最小限の活動しかできなくなるのです。
体温が下がざる負えないということですね。

 

このことから、貧血と低体温は関係しているといえるのです。

 

生活習慣

食事や睡眠時間などが非常に乱れている状態になってはいませんか?
こうした生活習慣病ともいえる、不規則な生活が、実は低体温を作っているとも言われています。

  • 喫煙
  • 常に薄着で身体を冷やす食事が多い
  • バランスの悪い食事
  • 冷房の中が多い
  • お風呂はシャワーですませる
  • いつも寝不足

 

しっかりとした睡眠がとれていますか?食事も偏ったものばかりや、ダイエットでバランスの悪い食事になっていませんか?
貧血も生活習慣病が原因で起こっていることがあるので、生活にも気を配らなくてはいけません。

 

低体温や貧血が続くとこんな危険も!

低体温になっていてもそれほど自覚症状が多くないので、病気でもないし放置してしまおうかなと思ってしまうこともありますよね。
貧血だってそうです、身体がだるかったり、フラフラしてもなんとかなると放置できてしまうものです。

 

でもそれだと危険なのです。
低体温といえども、長期間続いていると免疫力が低下してあらゆる身体のトラブルがでてきます。
放置していると、更年期障害、生理不順、自律神経失調症の時に、重い症状が現れる時があります。

 

更に、癌細胞は35度台が一番増えるのです。
免疫力も低下し、様々な疾患に陥りやすいので将来を考えたら、改善するべきことだと理解できるはずです。

 

平均体温を上げることと、身体の栄養素をしっかり摂ることは健康にとっても大事なことですね!

 

貧血と低体温を改善するための方法5選


放置しておくと、身体のトラブルや良くない疾患にかかってしまうことがある低体温。
低体温を防ぐには、何をしたら予防できるのでしょう?
もうお分かりいただいてるかもしれませんが、根本的な原因の「貧血」を改善していくことです。

 

 

1、鉄分を補給しよう

ヘム鉄を含む食材レバー

鉄分を多く含む食品を積極的にとりましょう。
これがとっても大事なのです!
また、鉄分を含む食事を取り入れるにあたって大事なことがあります。

 

ヘム鉄という吸収のいい鉄分が含まれた食品を摂ることです。
レバーなどが代表的な食品ですね。

 

鉄分を含む食材が苦手な場合は、サプリメントなどで補給しましょう。
おすすめのヘム鉄のサプリはこちらで紹介しています。
>ヘム鉄サプリおすすめ6種類を飲んで貧血に効果があったのはどれ?

 

貧血を治すのは時間がかかることなので、最低でも3ヶ月はとりつづけることをおすすめします。

 

2、食事内容に気を付ける

ビタミンを多く含む食材

毎日3食規則正しく食べていますか?単品料理が多くなっていませんか?
一人暮らしだと、多くの食材を取り入れるのは難しいかもしれませんが、できるだけ海藻類、ビタミンの多いタンパク質、野菜、生姜など身体が温まる食材を摂取することが大切です。

 

それに加えて、ビタミンCやビタミンB群などの栄養素は鉄分の吸収を助けるものです。
まんべんなく色んな栄養素を取り入れましょう。

 

調味料はなるべく精製されたものより、天然のそのままの成分を頂くと、ミネラル分が豊富で同じ量を食べても栄養価が高いです。
例えば精製塩を天然塩にするとか、砂糖を黒砂糖やキビ砂糖にするなどです。
その他雑穀類も身体を温める食材です。飲み物では番茶やほうじ茶、よもぎ茶などのカフェインレスのものが睡眠のさまたげにならないので良いでしょう。

 

3、睡眠の質を上げよう

睡眠

低体温を起こしてる人の多くは夜更かしが多いです。
寝る前には明かりを消して、目や脳に光の刺激が入らないようにすることが大切です。
スマホなどのブルーライトは思った以上に脳に刺激を与えて、メラトニンという睡眠の質を上げるホルモンが分泌されなくなってしまうことがありますから、光はカットして寝ましょう。

 

4、運動をしよう

低体温改善のため運動する女性

家にこもりきりで運動ができていない方はありませんか?
年齢を重ねると運動と無縁になってしまう方もいるでしょうね。
そこを頑張って20分以上のウォーキングや有酸素運動を行うと良いでしょう。

 

5、入浴をしよう

 

低体温改善のため入浴をする女性

シャワーで済ませるのではなく、湯船につかってゆっくりと落ちいた時間を過ごすと全身の血行が非常に良くなります。
低体温の方は意識して体温を上昇させるよう工夫する毎日を過ごしましょうね。
ちなみに、あまり熱いお湯でなく、ちょうどいい温度で最低でも20分はつかりましょう。

 

さいごに


貧血と低体温は関連性がないように思いますが、こうしてみてみると生活が乱れただけで、多くの疾患になる可能性があるのだとお分かりいただけましたか?
規則正しい生活を行って健康でいられるからこそ、楽しみも増えますよね。
しっかりと貧血を治し、低い平熱も上げていきましょう!